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麻黄湯


今年のインフルエンザの流行時
突然、患者さんたちから
「麻黄湯」が欲しいんですけど…と
ご指名をいただいたことがあります。

葛根湯はとてもとても有名ですが
麻黄湯をご指名??って??と思って伺ってみると
インフルエンザに麻黄湯が良いとネットで流れているとのこと。

インターネットが普及しているこのご時世
確かに調べると色々なことが分かりますよね。

で、麻黄湯ですがインフルエンザ様の症状に
使うことはあると思います。

ただですね~(--;
全員に使う訳でもないんですよね。
今年は確かにうちでご相談承った患者さんも
麻黄湯加減(麻黄湯の仲間)の処方がいつもより
多かった気がします。
寒かったですしね。

あ、漢方では麻黄湯は傷寒と言って
寒邪(かんじゃ:寒さを邪気として身体が認識)に
身体が傷られた時のお薬なんです。

問題は飲み方。
手元にある「小太郎」というメーカーの
麻黄湯の添付文書は
「食前または食間に経口投与する。」
とありますが、古典に載っている本来の飲み方ではないんですね。

ネットで「麻黄湯」と検索した時の服薬方法ですと
「水またはぬるま湯で…(あとは一緒)」とありました。

元々麻黄湯は
『辛温解表剤(しんおんかいひょうざい、しんおんげひょうざい)』
と言う類に属するもので
身体を温めて汗をかかせることで治していく処方です。

それをあなた!
水で服用…って!
それじゃ効きません(--;

それに3日分だされたから飲みきる、という処方でもありません。
汗をかいたら服薬を中止して様子をみる必要があります。

麻黄湯ではありませんが
やはり病院から処方された身体を温める(筈)の漢方薬を
すでに数年服用されている方がいらっしゃった時に
服薬方法を確認させていただいたら
「え?お水で飲んでますけど?」
とのお答えをいただいたことがあります。

吐き気などがあるときには温かいものは
吐き気を助長すると言われていますので
100%全員に同じ飲み方でご案内出来る訳ではないですが
基本的に身体を温めて治す処方を水で飲んだら
お薬の効果が半減以下です。
(経験上の体感で言うならほぼ0)

漢方薬を服薬する際には
ちゃんとその処方に合う飲み方をしてみてください。(^^)

漢方相談が出来るところでなら
きちんとご案内していただける筈ですよ。

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