ツボの効用

ツボの効能

ツボの場所はその付近を触っていただき、

一番痛い、気持ちよいなど反応するところを使ってください。

触る手が冷たい場合は

手をこすり合わせたりして温かくしてからツボに触れてください。

身体が冷える、胃腸の調子が悪い

ツボ付近を手で温めたり、ほぐしたりするだけでも効果が期待出来ます。
また周りにある手近なもの(タオル・ハンカチなどなんでも)でツボを覆い、保温したり、カイロで温めたりしてみてください。

カイロで保温する場合は低温やけどに十分ご注意ください。

三陰交(さんいんこう)

内くるぶしから指4本分上の骨の際

  • 三陰交

    三陰交です

  • 三陰交

    同じような写真ですが、赤い印のところです。

太谿(たいけい)

内くるぶしとアキレス腱の間

血海(けっかい)

椅子に腰掛けて膝に手を置いた時にちょうど親指の当たる辺り

足三里(あしさんり)

手の親指と人差し指で90度の角度をつくり、椅子に腰掛けて90度にした手を膝にはめ込む形で置いた時に中指の当たる辺り

足三里は椅子に腰掛けて足がだるい時に拳でトントンと叩いてしまう辺りです。

  • 足三里

    足三里です。

  • 足三里

    別角度から。
    ご自分の足に手を当ててるとこんな感じだと思います。

特におなかが冷えて痛む場合

中脘(ちゅうかん)

みぞおちとお臍(へそ)の間でちょうど真ん中付近。
(みぞおちとお臍は指8本分ありますので、指4本分のところ)

  • 中脘

    中脘です。

  • 中脘

    別角度から。

脾兪(ひゆ)・胃兪(いゆ)

背中の胃の裏に当たる背骨の両側辺り。

仰向けに横になり、手でげんこつ(こぶし)を作って背中に差し入れた時に当たるところです。

  • 脾兪

    脾兪です。

  • 脾兪・胃兪

    両手の拳を後ろに回して脾兪・胃兪に当てた感じ。
    仰向けに寝て拳に体重をかけて脾兪・胃兪に刺激できます。

足が冷えてしまう場合

腎兪(じんゆ)
腎兪

ウエストより少し上あたりの背骨の両側辺り。

ウエスト(男性がスーツを着た時にベルトを締めている辺り)より背骨1つ分上です。
写真で親指が触っているところよりもう少し内側でも良いです。
触って気持ちが良いところを指圧してください。

関元(かんげん)

お臍(へそ)から指3~4本分下の下腹部

これらのツボを一緒に温めたり、さすったりしてあげてください。
また、血流をよくするために、足指1本1本を親指と人差し指で丁寧に揉みほぐす足首を両方向(時計回り・逆時計回り)にゆっくりと回すなども試してみてください。

むくみ

下半身が冷えてしまうと最初は頻尿になりますが、冷え切ってしまうと逆に尿が出なくなり、むくみなどの症状が出て尿毒症などの心配も出てきます。

上記の身体を温める効果のあるツボを刺激する・温めると同時に、経絡(けいらく:ツボ同士をつなぐ経路)の流れに沿ったマッサージをするならば身体の外側・背面側は上から下へ内側は上から下へ行ってください。

特に足を重点的にする場合(水分は重いので下半身にたまりやすいです)は、まず足の側面(外側)と背面(ふくらはぎ、ひざ裏、太もも裏)を手の平で上から下へとさすり、次に足の内側(内くるぶしから太ももの内側)を下から上へとさすり上げていく要領です。

手の親指と人差し指を90度ぐらいに広げて足にあてて頂き、手の平全体で足を包み込むようにしてさすってみて下さい。

足のだるさ

足三里(あしさんり)

手の親指と人差し指で90度の角度をつくり、椅子に腰掛けて90度にした手を膝にはめ込む形で置いた時に中指の当たる辺り

足三里は椅子に腰掛けて足がだるい時に拳でトントンと叩いてしまう辺りです。

  • 足三里

    足三里です。

  • 足三里

    別角度から。
    ご自分の足に手を当ててるとこんな感じだと思います。

委中(いちゅう)

膝の真後ろ

承山(しょうざん)

ふくらはぎの真後ろでシシャモのお腹みたいになっている筋肉の収束部分(下側)

この辺りをマッサージしてほぐしておくと翌日のだるさが軽減されます。
委中・承山へのマッサージは刺激が強すぎで痛いと悪化します。痛気持ちいい程度にとどめてください。

風邪の予防

首の後ろの髪の毛の生え際付近を冷やすと風邪をひきます。

洗髪したあとも早急に首後ろの水分を乾かし、冷やさないようにしてください。

マフラーなどはとても有効です

すでに背中がゾクゾクする場合は、洋服の上からで良いので、周りの方が首周り~背中の上部をさすったりするなどして摩擦熱などで温めてあげてください。

ストレスに関して

心兪(しんゆ)・膈兪(かくゆ)・肝兪(かんゆ)

背中の真ん中から少し上付近
(女性下着装着状況で例えるならブラジャーのフォックが当たる辺りから肩胛骨下辺の辺りです)

心兪です。

このツボはご自分の手で指圧したりするのはかなり難しいですね。

  • 膈兪

    膈兪です。

  • 膈兪

    膈兪を自分で触ってみたところ。

  • 肝兪

    肝兪です。

  • 肝兪

    膈兪より背骨1つ分下です。
    自分で触ってみた感じです。

  • 肝兪

    左右でも触ってみてください。

被災地で大変な思いをされている方はもちろん、慣れない生活・緊張の強い状態などが続いている方もこの辺りがガチガチに凝っている方が多いと思います。
ご自分一人ではマッサージし難いところですが、お互いにほぐしあうことで手のぬくもりから安心感も出ます。

お一人でされる場合には、ゴルフボールなどを心兪・膈兪・肝兪にあたる場所に当てて、仰向きで体重をかける形で圧をかけてみてください。
肩胛骨、背骨にゴルフボールの様な堅いものを当ててしまうととても痛いのでご注意ください。

身体を動かす

同じ姿勢でいると経絡の流れも悪くなり、冷えやすくイライラもし易くなります。
狭い場所でも伸びをする、身体を少しひねってみる、肩を回してみるなどどんな動きでも良いので、身体を動かしてみてください。

どうしても動く気になれない(もしくは動けない体調の)場合、深呼吸を数回するだけでも滞っている気が少し発散されます。

頭痛

懸釐(けんり)

こめかみ付近
イライラで頭痛がする場合、「気持ちがよい」強さでさすったり、押したりしてください。

他、首の後ろ~側面、肩のこりで頭痛が起こることも多いので、徐々にほぐすようにお互いにマッサージをしてください。

風池(ふうち)

ぼんのくぼ(背骨上で、髪の毛の生え際。少しくぼんでるところ)から外側に4~5cmくらいのところ。
背骨に沿っている首後ろの筋肉上で髪の毛の生え際辺りです。

このツボをご自分で押そうとすると逆に肩が凝ってしまい易いので、
下記↓のようにすると少し押しやすいです。

①肘をテーブルなどにつけ、ツボの場所に親指を当てます。
②頭の重みを親指にのせる形で体重をかけます。

便秘
身体の両側と股関節付近をゆるめる

身体を横に曲げたり、股関節を円を描くように回したりして、腰回りの緊張をゆるめてください。
一緒にお尻の骨の上のお肉をトントンと叩いたりするのも良いです。
(お尻が凝ってるときは軽く叩いても痛みを強く感じますが、ゆるんでくると気持ちよくなります。ゆるむと便意をもよおしてくることが多いです)

足のマッサージ

ふくらはぎの真後ろでシシャモのお腹みたいになっている筋肉のマッサージ
両手をよくこすって温めてから、上から下にさするのでも良いです。

めまい

頭が常に揺れている気がする・めまいなどが気になる時にお試しください。

地震酔いなどにも使えます。

ツボの場所はその付近を触っていただき、

一番痛い、気持ちよいなど反応するところを使ってください。

余震の恐怖で落ち着かない・イライラするとき

百会(ひゃくえ)

頭のてっぺん。

少し強めにコリをほぐしてください。

  • 百会

    百会です。

  • 百会

    別角度から。

肩井(けんせい)

首元と肩先をまっすぐ結んだラインの真ん中
左肩なら、肩に右手を置いていただいた時に中指が当たる辺りです。

中指で触れたと言っても、中指で押し込んだだけでとれるコリの状態ではないと思います。

このツボと一緒に経絡(けいらく:ツボ同士を結ぶ経路)の流れをよくするのに、身体の側面部をのばす運動(身体を曲げのばす時に「息を止めないこと」が大事です)や、身体を少しでも動かすこと(のびをしてみる・肩を回すなど)をして、ツボに指圧も加えてください。

可能なら、2人でお互いにの首元から肩先、背骨から肩甲骨辺りの背中全体を手の平を使って押したり・さすったりしながら、肩井のツボに指圧を加えると良いでしょう。

膻中(だんちゅう)

左右乳首を結んだ線と身体の真ん中に縦に線を引いた時にぶつかるところ。

緊張が強いと少し触っただけでかなり痛いところです。

押したりするのが辛い場合は、肋骨(ろっこつ)に沿って「人」の字を書くように上から下へ何回も撫でてください。

  • 膻中

    膻中です。

  • 膻中

    真正面からみたところ。

耳の周り

こめかみ~耳の周り、耳下にある首のわきのライン、首後ろの髪の毛の生え際を、手の平の腹でほぐしてください。

耳の閉塞感(つまったような感じ)がある場合・耳鳴り(急性・高音)の場合もこの辺りをほぐしてください。

これらのツボと一緒に「ツボの効用」のページのストレスに関して「頭痛」のツボもマッサージしていただけると効果的です。

食欲がわかない・悲観的に考えてしまうとき

手が冷たい場合は手をこすり合わせたりして温かくしてからツボに触れてください。

脾兪(ひゆ)・胃兪(いゆ)

背中の胃の裏に当たる背骨の両側辺り。

仰向けに横になり、手でげんこつ(こぶし)を作って背中に差し入れた時に当たるところです。

  • 脾兪

    脾兪です。

  • 脾兪・胃兪

    両手の拳を後ろに回して脾兪・胃兪に当てた感じ。
    仰向けに寝て拳に体重をかけて脾兪・胃兪に刺激できます。

足三里(あしさんり)

手の親指と人差し指で90度の角度をつくり、椅子に腰掛けて90度にした手を膝にはめ込む形で置いた時に中指の当たる辺り

足三里は椅子に腰掛けて足がだるい時に拳でトントンと叩いてしまう辺りです。

  • 足三里

    足三里です。

  • 足三里

    別角度から。
    ご自分の足に手を当ててるとこんな感じだと思います。

椅子に腰掛けて足がだるい時に拳でトントンしてしまう辺りです。
気持ちよい刺激で押してください。

内関(ないかん)

手の平を上にして、手首のしわから指3本(人差し指・中指・薬指)分 ひじ寄りの腕の真ん中

ここも気持ちが良い程度に親指で押してください。

注意

他のツボにも言えることですが、特にストレス緩和のツボに刺激する場合や、身体の側面を伸ばすなどの運動をするときには「息を止めないこと」が重要です。
長時間同じような姿勢でいると、身体を動かそうとしても思うように動かないと思います。無理せず、普通の呼吸をしながら曲がるところまで行って下さい。痛みを感じない範囲内でゆっくりと何回も行うことが大切です。

ツボの場所が分かりにくいなどありましたら、
お気軽にお問い合わせくださいませ。

この頁を作るのに、鍼灸師の先生方にご協力いただきました。
ありがとうございます。

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